銀山温泉の泉質をご案内
泉質 ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性中性高温泉)
源泉名 協組2号源泉・協組3号源泉・協組6号源泉
所在地 銀山温泉 足湯 山形県尾花沢市大字銀山新畑421-1
試料採取地 銀山温泉 足湯 注湯口(平成21年4月16日10時15分)
利用施設における調査及び試験成績(平成21年4月16日10時15分)
(1)泉質:63.8℃
(2)知覚的試験:無色透明にしてわずかに塩味を有し、硫化水素臭を有す。
(3)pH値:6.6
試験室における試験成績(平成21年4月16日~平成21年4月22日)
(1)密度:0.9995(20℃/4℃)
(2)蒸発残留物:2.021(mg/kg)[110℃]
(3)知覚的試験:無色透明にしてわずかに塩味を有し、硫化水素臭を有す。
(4)pH値:6.7
銀山温泉の泉質から期待される効能をご案内
(平成21年4月22日発行の温泉分析書別表をもとに記載)
浴用の適応症
入浴することで、以下の各症状に良い効果が期待されます。
きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
浴用の禁忌症
以下の各症状をお持ちの方は入浴をお控えください。
急性疾患(特に発熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、重度の貧血、その他一般的に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)
飲用の適応症
飲泉により、以下の各症状に良い効果が期待されます。
慢性消化器疾患、慢性便秘、慢性胆嚢炎、胆石症、肥満症、糖尿病、通風
飲用の適応症
飲泉により、以下の各症状に良い効果が期待されます。
慢性消化器疾患、慢性便秘、慢性胆嚢炎、胆石症、肥満症、糖尿病、通風
飲用の禁忌症
以下の各症状をお持ちの方は飲泉をお控えください。
腎臓病、高血圧症、その他一般にむくみがあるとき、甲状腺機能冗進症、下痢
浴用・飲用の一般的な注意事項
(1) 浴用上の注意事項
・湯治を始める場合は、最初の数日間の入浴回数は1日に1回程度に抑えてください。※徐々に身体がお湯に慣れたら、その後は1日に2回か3回程度を目処に入浴してください。
・湯治には、おおむね2週間から3週間の期間が適しています。
・湯治を始めて3日から1週間前後が経った頃に、湯あたり(湯さわり、または浴湯反応とも言う)になることがあります。※湯あたりの症状が出ている間は、入浴回数を減らしたり一時的に入浴をやめるなどして症状の回復を待ってください。
・1回の入浴時間は、(お湯の温度にもよりますが)慣れないうちは3分から10分程度を目安にしてください。※入浴時間は身体がお湯に慣れるに従って延ばしてください。
・温泉に入浴中は、運動浴を目的とするとき以外は安静を守ってください。
・温泉に入浴後は、身体に付着した温泉成分を水で洗い流さずそのままお上がりください。※ただし、お肌の弱い方については入浴後真水で温泉成分を洗い流し、十分に拭き取ってください。
・温泉に入浴後は、湯冷めしないように気を付けながら一定時間安静にしてください。
・重度の動脈硬化症・高血圧症・心臓病を患っておられる方は、42℃以上の高温浴は避けてください。
・高温の温泉に急に浸かると、めまい等を起こすことがあります。十分ご注意ください。※かけ湯などをしてで少しずつ身体を慣らしてから浴槽に浸かってください。
・空腹時やお食事直後の入浴は避けてください。
・飲酒している時の入浴は特にご注意ください。また、泥酔時の入浴は避けてください。
(1) 飲用上の注意事項
・飲泉療法を行う場合は、専門の知識をもった医師の指導を受けてください。
・飲泉の1回の量は100mlから200ml程度にしてください。※飲泉の1日の総量は医師または専門家の指示に従ってください。
・強塩泉・酸性泉・含アルミニウム泉・含鉄泉は、その成分によって減量または希釈してから飲用にしてください。※詳しくは専門家の指示に従ってください。
・一般的には、食前の1時間から30分の時間帯に飲泉を行うと効果的です。※ただし、含鉄泉・放射能泉・ヒ素やヨウ素を含む泉質の場合は食後に飲用してください。※また、夕食後から就寝前の飲泉はなるべく避けてください。
・含鉄泉を飲用した場合には、飲泉の直後にお茶やコーヒーなどを飲まないでください。